フラメンコ新人公演・その2

管理人はフラメンコの新人公演に一度参加させていただいたことがあります!
誰もが憧れる?!フラメンコの登竜門です。
中野ゼロホールの大きいテアトロで踊ったことは、本当に素晴らしい経験になりました。

新人公演についてはその1でスケジュールや出演までの準備などについて書いてみましたが、
今回は、実際の映像や当日の様子などについて振り返ってみたいと思います。

なつかしい…

バンベーラを踊りました!

バンベーラのこと

私は新人公演でバンベーラを踊りました。
バンベーラはブランコをモチーフにした歌詞です。
草原の大木にに大きなブランコを結びつけ、女の子がかわるがわる漕ぐアンダルシアのお祭りで歌われたものです。

歌詞ですが、こんな感じです。懐かしい…

Vamos niña pa la bamba
que te voy a columpiar
yo te dare despacito
no te vaya a marear
vamos niña pa la bamba

女の子、ブランコに行こう。
ブランコに連れて行ってあげるよ。
酔わないように、ゆっくり押してあげるよ。

新人公演映像

新人公演は踊りの尺がきまっていて、確か7分ちょっとの間におさめないと失格になっちゃいます。
テアトロの踊りは普段のタブラオとぜーんぜん違います!
広いし緊張するし、すごい体力の消耗具合でした。

当日のこと

私は3日間ある新人公演のうちの、2日目のラストの出番でした。
最後の出番だと、確か、本番が19時、20時台だったと思います。

当日は1回舞台の上で複数人であがって場所の確認とかコンパネの感じを確認できて、
その後、舞台の上で1回通しのリハができたと思います。

出演順毎に控室が決まっているのですが、多くの方々が出演されるので、控室はけっこう満杯。
中野ゼロホールの地下に練習できるスタジオがあるのですが、
そこも譲り合って練習する感じ。

お化粧をした後はそのまま外に出てはいけないというルールなので、
出番の早い方はもちろん入ってすぐに準備をしますが、
私は最後だったので、リハのときはお化粧をせずに小物や髪だけにしました。

中野サンプラザのホテルを予約しておいたので、
リハのあと一度戻って、昼間はホテルの部屋でストレッチをしたり、お昼寝をしたりしていました。

ずーっと緊張状態で午前から20時まではもたないので…

みなさん、出番が終わると支度をしてすぐにお帰りになるので、
最後の出番だとだんたん人が減ってきて寂しい感じになります。

私は最後だったので、出番が終わると本当にすぐに片付けて出なければならず、なんだかあわただしかったです!

あわただしい中でも撮った写真がこちら。

新人公演で得たもの

新人公演はお金も時間も根性も必要なので、それはそれは大変なコトだと感じました。
1回出演するのに、あの消耗のしかた…
毎年出演している人って、なんだか本当にすごい!!!と尊敬いたします。

新人公演で得たもののまとめです。

  1. 色々な人に支えていただいているということが身に染みてわかった
  2. フラメンコで出会ったお師匠さん、モイさんパコさんなどのアーティスト、お友達など、本当にかけがえのない人たちだと改めて実感した
  3. 自分の精神が鍛えられた
  4. テアトロの踊りとタブラオは全く違うことがわかった
  5. 空間の使い方を勉強できた
  6. ヌメロに応じた衣装があるということがわかった
  7. 客観的に自分の踊りを評価してもらうことの大切さがわかった

などなどです。

ちなみに、私が参加した新人公演の、諸先生方の公表はこちらの日本フラメンコ協会のHPに掲載されております。

これからも日本のフラメンコの発展をご祈念しまして!

 

 

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