Tangos por fiesta

ライブの終わりにfin de fiesta としてブレリアをすることはよくありますが、tango をそういった形ですることもあります!

こちらのサークルでは、ライブのオープニングや最後にみんなで踊るパロもできるように、サークルの中で練習しています。
練習の中でできないと、ライブ本番は緊張してもっとできないので、日ごろから「一人で踊ってみて~」という無茶ぶりがけっこうあります!

でもみんな、はじめは「え~!」ってなっておりますが、ちゃんと踊れているので本当にすごいな~といつも感心。
ファンダンゴはサークルの練習会で基礎練習の1つとして練習を度々しており、フィエスタブレリアについては日曜日のブレリアのお時間に練習したりしておりますが、タンゴも練習しようと思っております。

フィエスタを練習する理由

サークルでフィエスタを練習する理由として管理人的に思っていることが実はありまして、目的は主に次のようなカンジです。

  • 一人で踊れるようになる
  • 楽しく踊れるようになる
  • 即興で踊れるようになる≒「振り付け」のまま踊らず、それぞれ好きな踊りをしてもらう
  • ギターや歌を聞いて踊れるようになる

例えば「ソレア」とか「タラント」とか、1つのヌメロをソロで一人で踊るのは初めはハードルが高いかもしれません。
このHPでも度々書いている?気がしますが、フラメンコの踊り手は、「踊り」だけじゃなくて「指揮者」であり「パーカッション」という3役があります。

バックのギターさんや歌い手さんの良さを引き出しつつ、指揮をするのは踊り手さんなので、習ったとおり・事前に考えていたとおりの振り付けだと対応できない場面があったりします。

その時にドキドキしないように、また、バックのアーティストさんの音をしっかり聴けるようになるには、やっぱりフィエスタで日頃から練習するのが一番だと管理人は思っております!

フィエスタのカンジ(動画にて)

みんなで踊るフィエスタはこんなカンジです。
例えばブレリアは…

タンゴはこんなカンジ

ファンダンゴはこんなカンジ(大好きなお師匠💚)

ひとまずは同じ尺で。

ただ、サークルで練習しているフィエスタは、はじめのうちは同じ尺にしております。
本番は歌い手さんによって長さが違ったりしますが、いったんは同じ尺で自分で「振り付けを考えて」練習しておくと、そのマルカールやレマーテが体に染みつくので、けっこういつでも発動できるようになります!

サークルで練習するフィエスタの尺をあげておきますので、みなさんも考えて練習してみてください!(ファンダンゴやブレリアは、こちらのHPで書いたことがあるので、そこで書いたものと同じ長さになっています!)

ブレリア

1コンパス12拍だとすると、1コンパス歌ったら2コンパス目はレマーテ、その後5コンパスで歌が終わります!

コンパスレトラ(歌詞)意味
Te dije que te queríaあなたを好きだと言ったけれど
(レマーテ)
Te dije que te quería
pero nunca te juréあなたに誓ってはいない
que fuera pa toda la vida一生涯 そうだとは
pero nunca te juré
que fuera pa toda la vida

タンゴ

1コンパスを8拍だとすると、2コンパス歌ったらレマーテ、その後6コンパスです!

コンパスレトラ(歌詞)意味
Gitana era mi mareジプシーは私の母でした
gitana era mi abuelaジプシーは私の祖母でした
(レマーテ)
Gitana era mi mare
gitana era mi abuela
y la luna que me alumbraそして私を照らす月でした
gitanita y canasteraジプシーとかご職人
y la luna que me alumbra
gitanita y canastera

ではみなさん、サークルで一人で踊ってみましょう!!!