R6.5月から 新しくタンゴ・デ・マラガになります。

新しい曲に入ります。

ソレア・ポル・ブレリアが一通り終わりまして、12拍子だったので、次は4拍子にしてみたいと思います。

5月から、タンゴ・デ・マラガを練習してみます!

タンゴ・デ・マラガとは、「マラガのタンゴ」という意味です。
タンゴは多くのバリエーションがあり、なかでも、カディス、トゥリアナ、ヘレス、マラガのものがよく知られています。

スペイン南部アンダルシア州は、アルメリア(Almería)県、カディス(Cádiz)県、コルドバ(Córdoba)県、グラナダ(Granada)県、ウエルバ(Huelva)県、ハエン(Jaén)県、マラガ(Málaga)県、セビージャ(Sevilla)県の8県で構成されています。
ちなみに、「タンゴ・デ・トゥリアナ」で歌われるトゥリアナ地区は、セビージャの中にある地区名です。

タンゴの起源はカディスとセビージャであると考えられており、19世紀の古い舞曲から生まれ、少しずつ今日知られる4拍子系に変化したとのこと。

こんな感じの曲です!

タンゴ・デ・マラガのレトラ

管理人が習ったことのあるレトラを載せてみます!

1 El día que yo a ti te coja エル ディーア ケ ジョ ア ティ テ コハ
2(レマーテ)
3 El día que yo a ti te coja エル ディーア ケ ジョ ア ティ テ コハ
4 hablando con quién tú sabes アブランド コン キエン トゥ サーベー
5 te toca la lotería テ トーカ ラ ロテリア
6 de los números cabales デ ロ ヌーメロ カバーレ
7 te toca la lotería テ トーカ ラ ロテリア
8 de los números cabales デ ロ ヌーメロ カバーレ

歌詞の意味ですが。

あなたが知ってるあの女と話をしているところを見た日は
あなたに宝くじの一等賞が当たるだろう

1コンパスに8拍子入るカウントで、1つめの歌振りが8コンパスになります。
1コンパス目のあと、2コンパス目はレマーテ。
7,8コンパスは、歌詞を見ればわかるのですが、5,6コンパスと同じ歌詞になっていて、エストリビージョ(繰り返し)になっています。

タンゴ・デ・マラガの構成

タパのこと

今回の構成はシンプルに、でもドラマティックに、はじめにファルセータを持ってきたり、タンゴの始まりをタパにします。(タパオという人もいます)

タパとはスペイン語でtapa「蓋」という意味で、フラメンコギターについているゴルペ板を叩いたり、旋律がない無音でのリズム奏法で、それに合わせて踊ります。

タンゴ・デ・マラガではないのですが、同じ4拍子系のティエントスという曲で、素晴らしいバイラオーラでいらっしゃる鍜地陽子先生の動画があったので参考に埋め込んでみます!
この曲の8:35あたりから、「タパ」の部分です。

今回の構成

というわけで、今回の構成です。がんばろー!

1Salida(サリーダ)出だしのこと。Salirの名詞。カンテさんがドラマティックにリブレで歌い出しをします。
2Falseta(ファルセータ)ギターがメインとなる部分。歌はない。
ここから、少しサパテアードを入れてジャマーダにします。
31 Letra(プリメラレトラ)1つめの歌振り(歌に合わせた振付のこと)
4Escobilla(エスコビージャ)サパテアード(足のステップ)がメインとなる部分
途中でファルセータを入れていただこうと思います。
スビーダで上げて、シエレ(〆る)
5Tango(タンゴ)1タパで入ります。ジャマーダで歌を呼びます。
6Tango(タンゴ)22つめのタンゴの歌振り。スビーダで上げて、去り歌に入ります。
 去り歌(salidaとも言う)全てが終わり、自分の元居た椅子に戻るか、舞台からはける。

2 COMMENTS

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です