ということで、恒例の旅に行ってきました!
旅は疲れる…けどよき思い出ということで。






今回は箱根にしてみましたので、1日目は東京でTC楽器に行きました!
ビンテージギターは最も高いものがなんと一千万円台…
お宿翌日は別行動ということで、私はかなーり久しぶりのセノビージャ・ハポンさんへ。
南新宿のお店ですが、なかなかにわかりにくい道だったりします。
新宿駅の新南口から高島屋方面にて。
風が強かった~
フラメンコの靴は色々な種類がありますが、ご自身の足の形にあったサパトスでないと、履いていて痛くなっちゃったりするのでけっこうしんどいです。
セノビージャ・ハポンさんが日本に上陸するまでは
管理人はオスーナとかガジャルドを使っておりましたが、セノビージャ・ハポンさんに出会ってかれこれ何年?
めちゃめちゃ履きやすくて、以来、ずっとお世話になっております。
新人公演に出演したときも、セノビージャさんのお靴でした!
↓セノビージャさんの店舗です!!

店員さんはとっても丁寧で優しいので、色々教えてくださいます!
ということで、そういえば、フラメンコの靴ってみんなどうしてるのかな~と思い、管理人がサパトスをオーダーするときのお気に入りについて書いてみます。
釘の有る・無し

これはみなさんご存知の、サパトスの裏側ですが、つま先とかかとに釘が打ってあります。
サパテアードの音が鳴るようにですね。
釘が打ってあると、コンパネの上とかフラメンコ専用スタジオとか、練習できる場所を選ぶ感じにはなりますが、フラメンコの踊り手は「踊り手・指揮者・パーカッション」の3役なので、しっかりフラメンコとなると釘打ちサパトスが必要になります。
踊り手にサパテアードは必要不可欠かと。
セビジャーナスなどサパテアードがほとんどないヌメロの場合は、まずはヒールのある靴での踊りに慣れるというところで、釘無しでもよいかなと思います!
でも、フラメンコ練習し始めると、やっぱりみんなサパテアードしたくなるかなぁと思ったりします!
セビジャーナスも、1番・2番ってサパテアードのところないけど、3番ってちょっとサパテアードあるじゃないですか。
セビジャーナスのMira la caraの歌詞でも、3番は「y veras con que gracia te zapatea」という部分がありますよね。
「素敵なサパテアードを見てごらん」という意味ですが、その歌詞の部分でちょこっとサパテアードがあります(ドブレの足)。
私もはじめ習ったときは、3番ってちょっと嬉しかったりしたので、やっぱりフラメンコはガタガタしなきゃだよね~と思ったりしました。
表皮か・ヌバックか



この子たちはみんな表皮です。
管理人は実はヌバック(革の表面をヤスリがけして起毛加工したもの)が大好きなのですが、管理人はめちゃめちゃ汗かきなので、ヌバックだと汗染みができてしまう…( ノД`)
なので、表皮が多いです。
表皮をヤスリがけしているので強度は表皮と同じだけど、やわらかくなっているので履きやすいというのがあります。
フラメンコのサパトスを履いていて痛い~となると、まじで全然踊りに集中できないので、痛い人はヌバックの方がいいかも。
ちょっと伸びやすいです。
かかとのこと。


セノビージャさんだとかかとの種類が選べます。
詳細はセノビージャさんのHPをご確認いただければと思いますが、管理人はクバーノが安定感あって好きなんだよねぇ。
でも、クバーノは安定感があるけどその分ちょっと重いっていう人もいます。
重いと足さばきが難しくなったりするから、その場合はクラシコとかカレーテがいいかも。
見た目も、カレーテの方がなんだかおしゃれ~と思ったりもするのですが、個人的にはクバーノが好きだったりする。
うーんでも、足の動きは早いので、おしゃれ~はあまり見えないですね、実際。
それと、靴と同じ皮で巻くタイプと、木目そのままタイプがあります。
管理人は断然、木目そのままタイプが好きです!
ベルトか紐か。



これも好き嫌いがあるのですが、管理人は実は紐タイプが好きです。
これ、自分の足のサイズに合わせてキュっと調整できるので踊りやすい。
でも、踊っている最中に靴紐が取れることがあったり(実際、昨年のライブではほどけました…)
この画像の黒い靴はハトメがないタイプなのですが、セノビージャさんの紐靴は金属のハトメがあるので、汗が大量に出てしまう(自律神経失調しているかと)管理人はハトメが錆びてしまうという…
それでやむなく、二本ベルトタイプにしていることがほとんど。
でも、練習などで使って汗をかいたら、袋に入れっぱなしじゃなくてすぐにお部屋に出しておいて乾燥させれば、ハトメが錆びることも防げると思います。
管理人はその当時、乾く間もなく毎日練習していたので、錆びてしまったという…
ちなみに真ん中の画像は二本ベルトなのにベルトが切れてしまったという( ノД`)
これも汗と使用頻度による摩耗なんですよね…仕方なし。
セノビージャさんで修理もできるとのことです!
甲の部分が開いているか・開いていないか
これまた好き嫌いがあるのですが、上記の写真は全て甲の部分が「開いている」タイプで、セノビージャさんだと「カルメン」「カルメラ」などのモデルです。
パイピングもできるので足の形がキレイに見えたり、ちょっとしたポイントになって、可愛い靴で気分も上がります!
でも、個人的にはしっかりしまってる「チャピン」が好きだったりする。

色。
やっぱり「黒」とか「赤」とかは色々な衣装に合わせやすいし、ザ・フラメンコっていう感じかなと思います。
やっぱり黒は1足はあった方がいいかな~と思ったりする。どんな衣装でも似合うかと。
ベージュや茶色など肌の色に近い靴も、割と色々な衣装に似合ったりします。
色々書いてみましたが、やっぱり履いていて痛くないのが一番。
特に、足先の方が細いモデルは、管理人的には練習していると足が痛くなっちゃうので無理です。
やっぱり靴は実際に履いてみるのが一番なので、東京のお店に行くことをお勧めします!
イベリアさんや、セノビージャさんで、実際に履いてみることができます~
靴の形が自分に合ったら、あとはやっぱり好きな色と好きな形ですね!
好きな靴だと気分も上がるし、練習めんどいな~っていうときもがんばれるかなと思います。