これ、最近読んだ本です!
おすすめです!江戸時代の人々の様子を、外国の方の記録を様々に詳細に引用してまとめている本です。
「陽気な人々」「簡素とゆたかさ」「親和と礼節」「雑多と充溢」など、全部で14章から成ります。
それぞれの章が簡潔しているので、興味のある章から読んでみるのも良いと思います!
先週久しぶりに日曜日にサークルでみんなとお会いして、その後ロブソンでお茶をしたのですが
色々みんなとお話できて
とーっても元気になって、
ちょうどこれを近頃読んでいたので、
サークルでご縁のあったみんなって、
なんだか江戸時代の人に通じるところがあるな…と実感していたところです!
みんなの特徴は、こんな感じです。
- 親切で明るい
- 礼儀正しく道徳的
- 自分のことをよく理解していて、自分の大切にしている価値観・人生観がある
- 前向き
- 楽しいことを楽しむ率直さがある
- 毎日を心地よく過ごす工夫をしている
- その場をみんなが気持ちよく楽しく過ごす配慮がある
- 感謝や嬉しい気持ちなどを、きちんと言葉にして伝えることができる
職場、家族、学校、ボランティア集団、趣味のお教室など
人は社会的な生き物ですので
色々な「集団」に属して生活をしているわけですが、
その構成員は様々ですよね。
でもとかく、
職場や学校は、同質性が高い気がします(同じような価値観・考え方の人が多い)。
私はちょっとしたきっかけからフラメンコをなんとなく(!)始めましたが、
フラメンコをしていなければ
この人たちとの出会いはないワケで、
そう思うにつけ、本当にフラメンコをしていてよかったなぁと身に沁みます・・・
同質性の高い集団にいると、多数の価値観に染まっていき、自分の考え方も固まってしまいます。
冒頭の本も、大学院の先生にご紹介いただいた本でして
大学院に行っていなければたぶん、
生涯読むことはなかったと思います。
(全然話は違いますが、読書は人生の糧ですので本当におすすめします!
違う人の考え方、価値観に触れるというのは新しい視座を得る上で本当に大切なことです。
自分が死守していた価値観が、そんなにこだわる必要なかったんじゃ…と思うように生きるのが楽になると思います!)
フラメンコをしていることで
本当に多様な人たちの生き方や価値観に触れることができるのは
このサークルのとっても素晴らしいところだと思います!
そして色々な人たちが集まる集団ですが、
前にもご紹介したように
このサークルにいる人たちって、本当にみんないい人です!
でもそれは、
全てに満ち足りていて人生余裕だから…ということではなく、
(ということではなく、というのも失礼ですが)
みんないろいろなコトを抱えて毎日生きています!
(このあたりご興味のある方は、サークルのみんなと仲良くなって個人的に聞いてみてください!)
みんなのそういう前向きな生き方に触れて
私もがんばろー!と今日も元気にレポートを書いております!
(レポートの量がすごい!!!)
冒頭の本より引用。
人見知りで無用な争い、波風の立った生活を心から嫌っているので、
まさにコレだなぁと思う今日この頃。
日本には、礼節によって生活をたのしいものにするという、普遍的な社会契約が存在する。
誰もが多かれ少なかれ育ちがよいし、『やかましい』人、すなわち騒々しく無作法だったり、しきりに何か要求するような人物は、男でも女でもきらわれる。
すぐかっとなる人、いつもせかせかしている人、ドアをばんと叩きつけたり、罵言を吐いたり、ふんぞり返って歩く人は、最も下層の車夫でさえ、母親の背中でからだをぐらぐらさせていた赤ん坊の頃から古風な礼儀を教わり身につけているこの国では、居場所を見つけることができないのである。