フラメンコ歴ってことでもないのですが、フラメンコは歌が始まりだし、スペイン人アーティストとコミュニケーションを取ることもあるし、スペイン人の先生に習うこともあるし、ハレオやレッスン中もスペイン語必要になるし、ということでスペイン語のお勉強のお話です。
継続は力なり。
4月に所属を異動し公私ともども色々忙しいことを言い訳に、スペイン語の勉強が滞っています。。。
フラメンコもそうですが、語学の勉強もまさに継続が力なり、ですよね。
継続していないと、あっという間にできなくなります。
他の教科もそうですが、勉強はインプット(理解する)→アウトプットの繰り返しです。
大学生のころは塾講師と家庭教師のアルバイトをしていたので、担当した生徒さんにも同じことを言っていました。
「これが最強のメソッド」とかノウハウ本たくさんありますが、確かにインプット段階のメソッドはそれぞれに合った方法があって見つけるしかないんだけど、インプット・アウトプットの繰り返しってシンプルで、習得にはこれしかないと思っています。経験上。フラメンコも一緒。
それをショートカットしてできる人っていうのは、要するに地頭が違うのよね。
だから、私みたいな平均的なツクリの場合は、とにかくインプット→アウトプットしかないのです。四の五の言わず、とにかくやる。
去年A2を取得しました。
スペイン語の試験は西検とDELEがポピュラーなのでしょうか。よく知らないのですが、昨年、DELEのA2を取得しました。
この「APTO」っていうのが、受かったってことです。それにしても点数ギリギリじゃないですか、よく受かったなぁ…
ちなみにDELEのレベルはこんな感じに分かれていて、A2っていうのは下から二番目です。初級ということで、日常的な表現を理解して、簡単なコミュニケーションをとることができるレベル。
私もまさにそんな感じ。
目指すはB2だなぁ。DELEの試験は初めて受けたのですが、内容がとってもよくできていて、このレベル表どおりになるとすると、B2が取れる状態というのは「ネイティブスピーカーと自然に会話をすることができる」ということですよね。
A1(入門) | 日常的に必要な簡単な文章を理解して、使うことができる |
A2(初級) | 日常的な表現を理解して、簡単なコミュニケーションをとることができる |
B1(中級) | 日常的なさまざまな状況に対応することができる |
B2(中上級) | ネイティブスピーカーと自然に会話をすることができる |
C1(上級) | 長く複雑な文章を理解して、適切に対応することができる |
C2(最上級) | 読み聞きともに完璧に理解して、適切に対応することができる |
DELEの試験は4部構成。
DELEの試験は4部構成です。
検定料も割とお高くて10800円です。だから、なんとしても1回で受かりたい!と思って去年受けました。
そして試験スケジュールはこんな感じで、4部構成なのです。
8:30 集合
9:00-10:00 読解(60分)
10:05-10:40 聞き取り(35分)
10:40-11:05 休憩
11:10-12:00 文章表現(西作文)(50分)
17:00-17:30 口頭試験 ※ 口頭試験は一人一人日時が異なって、筆記試験と同日でない場合もあります。
Lectura(読解)と、Escrita(作文)と、Auditiva(リスニング)と、Prueba oral(口頭試験)です。
初めて受けたのですが、まさに疲労困憊。
すごい量、長い。
そして口頭試験もがっつりあります。
口頭試験はスペイン語をネイティブとする先生との1対1のセッションで、全部で4つくらい課題がありました。
- 試験15分くらい前に、写真を渡されてその情景をディスクリプションする課題
- 10個くらいのお題があってそのうち1つを選んで先生にお話しする課題→私は好きな休日の過ごし方、みたいなのを選びました。プールに行くとか、フラメンコの練習をする、子どもとおやつを作る、とか。
- 映画とスポーツの試合が同じ日時でテレビ放映される場合に、自分が「スポーツの試合が見たい」という立場に立って先生を説得する話題
→映画はツタヤでレンタルできるじゃん!みたいにお話しました。あなたとこのスポーツ観戦での感動を共有したい!とかよくわからないことも言ってみた。 - そして4つめ…忘れた。
A2って「初級」なんですけど、十分難しかったー!次はBグレードに向けて、少しずつ勉強します。継続は力なり。
フラメンコと一緒ですけど、そういう場所に自分を強制的に移さないと難しいときってありますよね。近頃家でくつろげるようになったので、どうしてものんびりしたり、読書しちゃったり…
いや、がんばらないと。