運命的な出会い・その1

東京のお師匠との出会い

前橋に戻り、もっと本格的にフラメンコをしたいと思い東京のクルシージョに通い始めます。ここで「土曜日・短期」みたいな感じで探して見つけたのが今のお師匠さんの河内さおり先生。恩師です。

さおり先生の初めてのクルシージョは忘れもしない「タンゴ・デ・マラガ」でした。恵比寿のサラプランタの場所がお上りさんにはわからず、地図を見てもたどり着けない。。。イベリアの事務所に電話をして、30分遅れでやっと到着したのを今でも覚えています。

遅れて入った私にさおり先生は優しく声をかけてくださって、しかもとっても美しくて素敵で、すっごいオーラ出てました、本当に。後光が差してました。ありがたや。フラメンコってこんなに素敵なんだ!と目からウロコ、井の中の蛙とはまさにこのことです。このときの感動は今でも鮮明に覚えています。運命的な出会いでした。レッスンが終わったときに、ご丁寧に声をかけてくださったのを覚えています。

後光とは
仏・菩薩 (ぼさつ) のからだから発するという光。また、仏像の後ろに表した金色の光。光背。背光。「後光が差す」

goo国語辞典

東京クルシージョで衝撃を受けたこと

東京のレッスンでは当たり前のことなのかもしれませんが、決められた振り付けを決められた尺で、決められたとおりにするものだーと思っていた私にとっては、まさにカルチャーショックでした。

  • さおり先生がスペイン語でカウントしてる!
  • さおり先生が歌ってる!
  • 「れまーて」とか「えすこびーじゃ」とか「かでーら」とか、専門用語多し。
  • 「始めの足はだんだん音量を上げてワクワクさせて」とか「ここの振付はこういう意味で」とか「このじゃまーだで歌を呼びます」とか。振付に意味があったのかー…
  • コンパスとコンパスの間を埋めるとか、どこを切り取られても絵になってるとか。

さおり先生のレッスンで、フラメンコは決められたモノを決められた形で踊るものとは全く違うということを学びます。フラメンコはギター、カンテさんなどバックアーティストと創りあげるものであり、パルマやレトラを学ぶことなくしてはできない、そんなことが後々わかってきます。そのきっかけとなったレッスンでした。

今の私のフラメンコに対する考え方ができたのも、さおり先生がいらっしゃったからこそです。

そこからは定期的に東京レッスンに通うようになり、東京でも仲間が出来て、東京でライブ活動を始めます。ここがサークルの始まりだったりします。東京で練習会をしたり、中目黒の「楽屋」さんでライブをさせてもらったりしていました。

家宝のフライヤー

さおり先生とライブをご一緒させていただいたときのフライヤーです!まさに家宝。大切にしています。